特殊業務手当の廃止は違法?【労働条件の不利益変更】
近年、同一労働同一賃金の観点や手当の支給実態に照らして、就業規則や賃金規程の見直しを図り、手当の廃止や変更を行う企業が増えています。 もっとも、労働契約法第9条では、「使用者は、労働者と合意することなく、就業規則を変更す…
近年、同一労働同一賃金の観点や手当の支給実態に照らして、就業規則や賃金規程の見直しを図り、手当の廃止や変更を行う企業が増えています。 もっとも、労働契約法第9条では、「使用者は、労働者と合意することなく、就業規則を変更す…
令和2(2020)4月1日、短時間労働者及び有期雇用労働者の雇用管理の改善等に関する法律(パートタイム・有期雇用労働法)が施行されました。同法により、短時間労働者や有期雇用労働者を雇用する事業者は、正社員と短時間労働者・…
採用面接のとき、応募者がどんな人なのかを知るべく、面接官としてはさまざまな質問を投げかけて情報収集に奔走するのではないでしょうか。しかし、応募者のことを知るためであれば何でも聞いてOKというわけではありません。実は、法律…
パワハラ、セクハラ、マタハラをはじめとするさまざまなハラスメントが問題視される中、令和2(2020)年に労働施策総合促進法(労働施策の総合的な推進並びに労働者の雇用の安定及び職業生活の充実等に関する法律。通称「パワハラ防…
2024年(令和6年)4月から、医師の働き方改革の新制度が施行されました。日本の医療現場は、従来、医師らの過酷な長時間労働によって支えられており、医療ニーズの多様化及び高度化、少子高齢化に伴う医療の担い手の減少がますます…
会社が従業員に対して時間外労働や休日労働、深夜労働をさせた場合、会社は労働基準法第37条に基づき、割増賃金(残業代)を支払わなければなりません。 割増賃金の支払方法の一つとして、固定残業代制があります。固定残業代制とは、…
契約に関する記事一覧はこちら 当サイトでは、「契約書」の重要性をテーマにコラムを連載しています。これまで一貫して契約をするに当たっては「契約書」を作りましょう、というお話をしてきました。契約書がないと、契約当事者双方の意…
「村八分」という言葉を耳にしたことはあるのではないでしょうか。村八分とは、江戸時代を中心に行われた制裁行為であり、村という共同体秩序の維持のために行われていたものであり、たとえば暴行や窃盗などの刑事事件を犯した者や村の共…
人件費は会社のコストの中で最も大きな割合を占めるものの1つであるといっても過言ではありません。会社の経営が厳しいときに真っ先に思い浮かぶのは、従業員の解雇や給料の減額ではないでしょうか。 また、経営状況を理由とする場合だ…
最近あちこちで耳にする「ハラスメント」という言葉。広辞苑を調べてみると、ハラスメント【harassment】とは、「人を悩ますこと。優越した地位や立場を利用した嫌がらせ」を意味するとされています。 3大ハラスメントの1つ…