消費者裁判手続特例法とは【最高裁令和6年3月12日判決】
SNSの広告に騙されて、まったく価値のない情報商材に20万円も払ってしまいました。私一人では情報も集められないし、弁護士さんの費用もまかなえません。なにかいい制度はありませんか? 消費者裁判手続特例法があります。多数の被…
SNSの広告に騙されて、まったく価値のない情報商材に20万円も払ってしまいました。私一人では情報も集められないし、弁護士さんの費用もまかなえません。なにかいい制度はありませんか? 消費者裁判手続特例法があります。多数の被…
訴えの取下げ擬制をご存じでしょうか?「え、訴訟が始まったのに、勝手に取下げされちゃうことなんてことあるの・・・」そんな疑問や違和感を覚える方もいらっしゃるかもしれません。 民事訴訟法第263条には、「当事者双方が、口頭弁…
お金を貸したけれど、返してもらえない。債権者が、債務者を被告として、貸金の返還を求める訴えを提起したところ、裁判で勝訴判決を得た。ところが、債務者はなお判決で命じられた義務を履行しない。このような場合、債権者はどうしたら…
病院で診察受ける際、医療機関との間で何か「契約」を締結していると感じることは少ないかもしれません。実は、医師による患者の診察の場面においても、準委任契約という契約(民法656条、643条)が成立しています。そして、医師は…
会社でよく聞く「配転」。配転とは、同一の会社内で従業員の職務内容や職務場所を相当の期間にわたって変更することをいいます。配転といっても、一般的には、同一事業所内で部署等を変更する場合を「配置転換」、配転の結果、従業員の転…
令和6(2024)年8月28日、≪30分ちょっとで分かる!配転の限界と職務限定合意(最高裁令和6年4月26日判決)≫と題して、第9回社労士向け勉強会を開催いたしました。今回は、これまでのセミナーアンケートでいただいた「気…
民事保全という言葉を聞いたことがあるでしょうか。民事保全とは、民事上の権利や権利関係を実現または確定できるまでの間、暫定的に保護するものです。 たとえば、債権者が債務者に対してお金を貸していて、返してもらえない場合。債権…
憲法82条1項は、「裁判の対審及び判決は、公開法廷でこれを行ふ。」と規定し、裁判の公開原則を定めています。かかる裁判公開の原則を受けて、民事訴訟法91条1項では、「何人も、裁判所書記官に対し、訴訟記録の閲覧を請求すること…
取締役と会社の関係は「委任に関する規定に従う。」(会社法330条)とされています。民法648条1項では、委任契約は無償を原則としていますが、取締役は会社のために業務を行っていることから、ほとんどの会社では取締役に対して何…
多くの社労士の先生方にご好評いただいております弁護士法人ASKの労働問題勉強会。第9回目の今回は、「30分ちょっとで分かる!配転の限界と職務限定合意(最高裁令和6年4月26日判決)」と題して、2024年上半期の最新重要判…