
依頼者の意向は必ず確認を【控訴審における照会兼回答書の提出と弁護士の善管注意義務】【大阪高裁令和5年5月25日判決】
弁護士職務基本規程22条1項は、「弁護士は、委任の趣旨に関する依頼者の意思を尊重して職務を行うものとする」として、依頼者の意思の尊重について定めています。また、同36条は、「弁護士は、必要に応じ、依頼者に対して、事件の経…
弁護士職務基本規程22条1項は、「弁護士は、委任の趣旨に関する依頼者の意思を尊重して職務を行うものとする」として、依頼者の意思の尊重について定めています。また、同36条は、「弁護士は、必要に応じ、依頼者に対して、事件の経…
医師の説明義務とは 病気やケガで治療を受けるとき、検査の内容や診断結果、治療の方針、その後の見通し、投薬内容などに関して、きちんとお医者さんから説明を受けた上で決めたいですよね。これは、私たちが自らの生命、身体、健康につ…
弁護士に訴訟など紛争の依頼をした場合、何度も弁護士から連絡が届いて鬱陶しいと思うこともあるかもしれません。しかし、弁護士には依頼者に対して、十分に説明をしたり報告をしたりする義務を負っています。 仮に弁護士がこの義務に違…
総務省情報通信政策研究所が、令和6年6月に公表した「令和5年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」によると、「目的別の利用メディア」は各年代で以下のとおりとなっています(総務省HP:「令和5年度 情報…
お買い物の時にポイントを貯めるのが当たり前の時代になりました。「楽天ポイント」や「Vポイント」(旧Tポイント)、「PayPayポイント」、「Pontaポイント」、「dポイント」などのポイントがよく知られていますが、このほ…
有名人には顧客吸引力がある 広告やテレビCMに有名人を起用すると、「あ!この人が紹介している商品なら間違いないな」「この人が使ってるものを、自分も使ってみたいな」と思わせる効果があります。最近では、芸能人やインフルエンサ…
スマートフォンの普及に伴って、誰もが簡単に写真を撮影できるようになりました。 2023(令和5)年2月にMMD研究所が、日本フォトイメージング協会と共同で行った「2023年スマートフォンでの写真撮影、プリントに関するユー…
昨年(2024年)10月に発表された報告によると、18歳以上のYoutubeの月間視聴者数は、同年5月時点で7370万人を超えたそうです(日本経済新聞:「YouTube国内月間視聴者7370万人 猫ミーム16億回再生」参…
当社は、神奈川県で葬祭業を営んでいます。約10年前から「A」という名称で地元のお客さまにサービスを提供してきました。そうしたところ、まったく知らない他県の会社から「「A」は当社の登録商標なので、今後使用を取りやめろ」とい…
採用や人材育成、人事評価、人事異動などのいわゆる人事に関しては、使用者側に裁量がありますが、他方で労働者との間にトラブルが発生しやすい問題でもあります。 たとえば人事異動や人事評価は、その人の給与や賞与、キャリアアップの…