契約期間の記載がない求人情報により無期労働契約が成立?【司法書士法人はたの法務事務所事件】
求人情報は、労働者(となろうとする者)が、当該企業に応募するか否か、採用された場合には当該企業で働くか否かを判断するうえで大きな意味をもちます。ところが、「求人情報を見て応募して採用されたら、実際の労働条件とは全然違った…
求人情報は、労働者(となろうとする者)が、当該企業に応募するか否か、採用された場合には当該企業で働くか否かを判断するうえで大きな意味をもちます。ところが、「求人情報を見て応募して採用されたら、実際の労働条件とは全然違った…
多くの企業では、労働契約や就業規則等において、「会社は、業務上必要がある場合に、労働者に対して就業する場所及び従事する業務の変更を命ずることがある。」といった定めをおいています。このような定めは、会社の労働者に対する配転…
賃金の減額については、会社の経営状況の悪化に伴う減額や懲戒処分としての減額、人事異動・職務変更に伴う減額など複数のパターンが想定されます。中でも、管理職から非管理職へ降格をした場合などの職務変更に伴って行われる減額につい…
厚労省は、急速な少子高齢化と人口減少が進行する我が国においては、すべての年齢層の人が、個々人の特性等を活かしながら、経済社会の担い手として活躍できる環境を整備することが必須であるとしています。中でも、人生100年時代の今…
障害者の雇用の促進等に関する法律(障害者雇用促進法)では、①雇用分野において障害者であることを理由とした障がいのない人との不当な差別的取扱いが禁止されるとともに、②事業者の障害者に対する雇用分野での合理的配慮の提供や③障…
労働者には、労働組合に加入する自由があり、そもそも加入するか否か、また、加入するとしても、いずれの労働組合に加入するかは労働者が自由に決めることができます。そのため、使用者が労働者に対して、労働組合に加入しないように強制…
医療関連データを基に行われた調査によると、平成30(2018)年から令和4(2022)年までの5年間で、適応障害と診断された患者数は約1.7倍にまで増加しているようです。特に適応障害の患者数は年々増加傾向にあり、その背景…
労働組合法第2条1項によると、「労働組合」とは、労働者が主体となって自主的に労働条件の維持改善その他経済的地位の向上を図ることを主たる目的として組織する団体またはその連合団体をいうとされています。 労働組合が、労働者の労…
令和2(2020)年に改正された男女雇用機会均等法では、事業者がセクハラを防止するために講じなければならない義務が強化され、令和4(2022)年6月1日からは、中小企業企業も同義務を負うことになりました。(セクハラ防止措…
令和5(2023)年4月28日、フリーランスの方が安心して業務を遂行できるような環境を整えるため、特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律(いわゆるフリーランス保護法)が成立し、令和6年11月1日に施行されることに…