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組合書記官に対する契約拒否・団交拒否は不当労働行為?【国・中労委(学校法人河合塾)事件】
神奈川県で学習塾を経営しています。業務委託契約をしている講師が「労働組合」を作って団体交渉を申し入れてきました。当社は、この講師は労働者ではないと思っていたので、団体交渉には応じず、この講師との契約を打ち切りました。そう…
神奈川県で学習塾を経営しています。業務委託契約をしている講師が「労働組合」を作って団体交渉を申し入れてきました。当社は、この講師は労働者ではないと思っていたので、団体交渉には応じず、この講師との契約を打ち切りました。そう…
神奈川県で24時間稼働の工場を経営しています。今回、退職した元従業員から未払い残業代を請求されました。当社は宿直勤務もありますが、休憩時間や仮眠時間はしっかり確保していると考えています。こうした時間は労働時間に含まれない…
東京都でコンサルティング会社を経営しています。当社では入社時と退職時に、退職後1年間の競業等の禁止や秘密保持の合意をしています。合意に違反したときには、退職金の全部又は一部を支給しないことがあると規定しています。この度、…
全米脚本家組合(WGA)と全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)のストライキは、令和5(2023)年に起きたエンタメ業界の最も大きなニュースの一つだったのではないでしょうか。このストライキによって、全米経済に与えたダメー…
内定とは、労働契約の効力の発生日を定めて、会社から当該応募者(候補者)に対して、労働契約締結の意思表示をすることです。 労働契約もいわゆる民法上の契約であり、契約は、原則として、一方当事者の申込みに対して相手方が承諾をし…
新型コロナウイルス感染症の感染が拡大していた当時、外出制限や短時間営業など多くの制約を余儀なくされました。令和5(2023)年5月8日から、新型コロナウイルス感染症の位置付けが「5類感染症」になり、海外渡航を含めて行動の…
職場での嫌がらせを受けていたり、仲間はずれにされてしまったりすることで、会社に行くことが辛くなっていたり、思い悩んでいたりする従業員は少なくありません。しかし、使用者側の意見を聞いてみると、「うちはみんな仲良いから大丈夫…
年次有給休暇(年休)は、労働者が心身の疲労を回復し、明日への活力と創造力を養い、ゆとりある勤労者生活を実現するための制度であり、使用者は、労働者が年休を取得しやすい就業環境を整えることが求められています。 労働基準法第3…
労働者や労働組合は、使用者から不当労働行為を受けた場合、労働委員会に対して救済申立てを行うことができます。不当労働行為とは、会社による労働組合の活動に対する妨害行為のことであり、労働組合法第7条により、明示的に禁止されて…
分限処分という言葉を聞いたことを存じでしょうか?国家公務員の分限制度とは、「職員の身分保障を前提として、官職との関係における身分関係の変動(休職、免職など)を意味するもの」です(分限制度の概要・人事院HP参照)。 国家公…