
「誰も止められなかったパワハラ」分限処分の有効性【判例解説・長門市市消防長事件】
最近、ハラスメントを巡る問題が社会を賑わせています。 もしかしたら「この業界ではキツく言われるのが当たり前だ」「上下関係は絶対だ」「取引先に絶対に逆らうな」という風潮がある業界もまだ残っているのかも知れません。何年も前の…
最近、ハラスメントを巡る問題が社会を賑わせています。 もしかしたら「この業界ではキツく言われるのが当たり前だ」「上下関係は絶対だ」「取引先に絶対に逆らうな」という風潮がある業界もまだ残っているのかも知れません。何年も前の…
昨今、働き方の多様化に伴って、特定の会社や組織などに属することなく、企業などから業務の委託を受けてお仕事をするフリーランスの方が増加しています。もっとも、フリーランスには労働基準法の適用がなく、企業から圧倒的に不利な条件…
令和5(2023)年3月30日、労働基準法施行規則と有期労働契約の締結、更新及び雇止めに関する基準が改正され、労働条件の明示事項等が変更されました。本改正に伴うルールは令和6(2024)年4月1日から施行されます。このペ…
日本最初のコンビニは、1969年に大阪府に開店した「マミー」だそうです。それから50年以上経った今では、飲食料品だけでなく、日用雑貨やATM、マルチメディア端末なども設置されており、社会・生活インフラとしての役割がますま…
2024年(令和6年)4月から、企業の労働条件明示のルールが変わります。 具体的には、①全ての労働契約の締結時と有期労働契約の更新時に、就業場所・業務の変更の範囲を明示すること②有期労働契約の締結時と更新時に、更新上限の…
仕事に忙殺される毎日。 1日が50時間ならもっといろんなことができるのに…なんて思うことがあります。とはいえ、1日24時間という非情な定めはすべての人に適用されています。まさに「時は金なり」です。「時間の無駄はコストの無…
職場内の人間関係はとても難しいものです。 配属先の同僚や上司とそりが合わずに衝突してしまったり、部内の雰囲気が悪くて暗い気持ちになってしまったり、上層部の働き方に不満があるけど声に出せなかったり、ハラスメントに苦しめられ…
内閣府が発表した<令和5年版高齢社会白書>によれば、わが国の総人口に占める65歳以上人口の割合(高齢化率)は29.0%と、先進諸国の中でも最も高い水準となっています。 今後の予想としては、わが国の高齢化率は上昇を続け、令…
近年、生産性の高い組織、チームを構築する最も重要な要素として、「心理的安全性」という言葉がよく聞かれるようになりました。 ある会社では、心理的安全性を高め、メンバー同士の“ギスギス感”をなくす取り組みの一つとして、トップ…
令和元年末から始まった新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行により、我が国初の緊急事態宣言が発令されるなど、私たちの生活は大きな制限を余儀なくされました。 飲食店をはじめとする多くの企業が経営難に苦しめられた…